美術予備校にはいつから通うのがベスト?選び方のポイントも紹介

予備校

美術予備校は、美大の受験対策として美術に特化した専門的な授業を受けられるのが特徴です。

美大入学を目指す人が、いつから美術予備校に通えばよいのか、おすすめのタイミングについて解説します。また美術予備校を選ぶ際のポイントも紹介するので参考にしてみてください。

美術予備校はいつから通うのがおすすめ?

美大入学を目指して美術予備校に通う場合は、高校2年生の冬頃から通い始めるのがおすすめです。

高校2年生の冬から通い始める人に向けた内容のカリキュラムを整えている予備校も多く、十分に現役合格を目指せる時期だといえます。

本格的に受験が始まる高校3年生の春頃から通い始めても問題ありません。しかし、遅くなればなるほど、勉強する期間が短くなり現役合格が難しくなる可能性もあります。

現役で美大入学を目指す場合は、高校2年生の冬まで待たず早めに通い始めて必要な対策をしましょう。

◇初心者でも大丈夫?

美術予備校は、初心者でも通うことが可能です。初心者がデッサンの描き方や画材の使い方など、美術の基礎から学べるコースを用意している予備校が多くあります。

「美大入学を目指す」のが美術予備校の役割なので、絵を描いた経験が少なかったり、自信がなかったりする場合でも問題なく通えます。

◇社会人も通える

予備校と聞くと、学生が通う場所というイメージを抱く方も多いでしょう。

しかし、美術予備校のなかには社会人の受講も対応している場合があり、通うことが可能です。社会人が美術予備校に通う目的は、美大入学以外にも美術に関する知識・技術の取得を目指したり、自己表現の一環として学んだりなど、人によって異なります。

土日コースや夜間コースなど、予備校によっては様々なコースを設けていることが多いです。仕事や家庭の事情に考慮して学習を進められるため、社会人でも通えるコースがある美術予備校を探してみてください。

美術予備校を選ぶ際の3つのポイント

自分に合った美術予備校へ通うには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。美術予備校を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

◇合格実績が高い

美術予備校を選ぶ際は、美大への合格実績が多くあるかどうかを考慮しましょう。合格実績は、合格者データとして公式サイトやパンフレットなどに掲載されています。

ただし、合格者データは浪人生の人数も含まれているため、現役合格を目指している場合は現役生の合格者数も確認しておくと安心です。

◇希望する内容が学べる

油絵やグラフィックデザイン、工芸、彫刻、映像など、美術には様々なジャンルがあり、予備校によって強みとしている内容が異なります。グラフィックデザインの授業を強みとしている予備校に、彫刻を学びたい人が通っても希望通りの知識と技術の修得はできません。

目標を達成するためにも、どのジャンルの授業に強みを持っている美術予備校なのかを考慮して決めましょう。

◇費用面で納得できる

美術予備校は、入学金が3万~4万円ほどかかるのが一般的です。授業料は昼間部で年間40万~80万円程度、夜間部で40万~50万程度が相場といえます。コースの内容や通う日数によって費用は異なります。

美術予備校における年間費用は安いとは言い切れない方も多いでしょう。授業内容やメリットなど、様々な点を考慮して費用面で納得できる美術予備校を選択するのがおすすめです。

まとめ

美術予備校では、美術に関する専門的な授業を受けることが可能です。また美大受験といった目的以外に、美術関連の技術や知識の修得を目指して社会人が通える予備校もあります。

これから美術予備校を検討する場合は、学びたい内容や合格実績などに考慮して、いつからどの予備校に通うかを選んでみてください。

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