大学受験対策 予備校と塾どっちを選ぶ?

予備校

大学入試を突破するために、予備校や塾に通うことを検討されているご家庭は多いかと思います。

この記事では、「予備校と塾の違い」や「通った時のメリットやデメリット」について紹介していきます。予備校と塾のどちらが向いているのかお悩みの親御さま・受験生の皆さまは、ぜひ参考にしてみてください。

予備校と塾の違いとは?

予備校と塾の違いの主なものは、授業形式・目的・カリキュラム・講師の特徴・費用の5つです。

・授業形式

予備校は講義式で集団を一斉に指導する集団指導型、塾は、生徒1人から指導する個別指導型・少人数指導型がとられています。予備校は基礎的な学習内容は身についている前提で、講師が一方的に説明する授業が行なわれ、塾は、生徒一人ひとりの個性や能力・理解度・学習進度に合わせた指導が行なわれるのが一般的です。

・目的

予備校は、大学受験対策が目的です。塾は、入試対策もありますが、定期テスト対策・苦手科目の対策など基礎学力を身につけることも目的としています。

・カリキュラム

予備校は、効率的に受験範囲の学力を身につけるために、大学受験に特化したカリキュラムが組まれているのが特徴です。塾は、集団指導塾と個別指導塾で異なり、集団指導塾では段階的なカリキュラム、個別指導塾では一人ひとりの生徒の学力に合わせたカリキュラムが作成されます。

・講師の特徴

予備校には実績やカリスマ性を持つプロの講師が多く、塾には正社員のプロ講師や大学生のアルバイト講師が多くみられるのが特徴です。

・費用

一般的に予備校の費用は高い傾向にありますが、個別指導塾でも有名講師が担任になると、予備校同等の費用になることがあります。

予備校と塾のメリットとデメリット

予備校と塾のどちらが自分に合っているのか選ぶためには、メリットやデメリットを知っておくことは重要です。

・メリット

予備校に通うメリットは、大学入試の情報が豊富なこと・志望大学に合わせた実践的な入試対策ができること・自習室があり、講義のない日も自主的に学習できることです。塾に通うメリットは、個別指導ができるため、苦手科目に特化した指導が行なえること・基礎学力アップを目指せること・講師との距離が近いことから、生徒の学力に応じた進路指導が行なわれることもメリットといえます。

・デメリット

予備校に通うデメリットは、日々の予習・復習・定期試験対策などが、生徒一人ひとりの自主性にゆだねられていること・進路指導がないことがあげられます。塾に通うデメリットは、自習室のある塾が少ないこと・アルバイト講師が多く、講師の指導力が不足しているケースがあることです。

まとめ

この記事では、予備校と塾の違い・メリットとデメリットについて紹介してきました。

どちらの授業形式が合っているのかという視点で予備校や塾を選ぶことが、志望校合格につながります。いくつか候補が絞れたら、体験授業や説明会に参加して、実際に自分の目で確かめることをおすすめします。口コミなども参考にし、自分にぴったりの大学受験対策ができる予備校や塾を見つけてください。

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